実家にアスベストは使われている?知っておきたい見分け方と確認のポイント

公開日:2026/10/15

実家にアスベストは使われている?知っておきたい見分け方と確認のポイント

実家の古い家を解体する際に、アスベストが使われているのではないかと不安を感じる人は少なくありません。もし知らないまま解体を進めてしまうと、健康被害や追加費用といったトラブルに巻き込まれる可能性があります。本記事では、アスベストの基礎知識から、実家で使われている可能性が高い築年数、確認したい場所や建材まで解説します。

そもそもアスベストとは?そんなに危ないの?

実家にアスベストが使われている可能性を考える前に、まずはどのような素材なのかを知っておきましょう。

アスベストはどんな素材?

アスベストは天然に産出する繊維状の鉱物で「石綿」とも呼ばれています。熱や摩擦に強く、耐久性にも優れていたため、かつては住宅やビルなど多くの建物で建材として利用されていました。断熱材や屋根材、外壁材など幅広い製品に使われていましたが、健康への影響が明らかになったことから、日本では段階的に使用が制限され、現在は製造や使用が禁止されています。

アスベストの危険性

アスベストがこれほどまで問題視される最大の理由は、微細な繊維にあります。空気中に舞ったアスベストの繊維を吸い込んでしまうと、中皮腫や肺がんといった深刻な病気を引き起こすリスクがあるのです。しかも、これらの病気は吸い込んでから発症するまでに数十年かかる場合もあります。

なぜ古い住宅で問題になるのか

現代の住宅ではアスベストの使用は完全に禁止されていますが、昔建てられた家には、当時の建材がそのまま残されているケースが多いです。とくに、これまで大規模なリフォームや建て替えを行っていない古い家の場合、当時の建材に含まれるアスベストがそのまま壁や天井に使われている可能性は十分にあると考えなければなりません。

実家にアスベストが使われている可能性

実家にアスベストが使われている可能性を考える際、ひとつの目安となるのが建物の建てられた年代です。正確な建築年数が分かれば、そこから使用の有無をある程度推測できます。

1970年代以前から1980年代までの住宅は注意

一般的に、1970年代以前に建てられた家は、アスベストの使用率が非常に高いといえます。1980年代になると少しずつ規制が始まりましたが、それでも一部の建材にはまだ使われていました。

1990年代初頭にかけて徐々に代替建材へと移行していき、2006年以降は原則として使用が禁止されています。つまり、築30年以上の古い実家であれば、アスベストが使われている可能性を疑いましょう。

築年数が分からない場合の考え方

相続した実家などで、建築確認書が見つからず、いつ建てられたのか正確な築年数が分からないケースも多々あります。そうした場合には、いつ建てられたのか不明であることを前提として、アスベストが使われている可能性があると考えて行動するほうが安全です。不明なまま進めるのではなく、まずは専門家による調査の検討が、トラブルを未然に防ぐ一番の方法といえます。

実家で確認したい!アスベストが使われやすい場所

アスベストがどのような場所に使われやすいのか、その特徴を知っておくことは大切です。とくに、綿のように白っぽく、ザラザラした質感のものは注意が必要です。

室内で見られやすい建材

室内ではとくに、天井や壁材が注意対象となります。たとえば、断熱材として吹き付けられたものや、古くからある石膏ボードには注意が必要です。また、床材のクッションフロアの下地にも使われていることがあるため、室内全体を念頭に置いておく必要があります。

屋外や構造部分のチェック箇所

室内だけでなく、屋外の屋根材や外壁材、軒天と呼ばれる屋根の裏側などにもアスベストが含まれているケースが多くあります。敷地内にある倉庫や車庫などの付属建物にも使われていることが多いため、解体の際には母屋だけでなく、そうした場所も含めてチェックすることが大切です。

見えない部分にも注意

保温材や断熱材、耐火材などにもアスベストが使われていた例があります。普段は見えない場所に使用されていることも多く、建物を解体して初めて見つかるケースも珍しくありません。こうした部分は専門知識がないと判断が難しいため、古い実家だから少し気になるという段階でも、まずは専門会社へ相談するのがおすすめです。

自己判断は危険

ここで挙げた場所や建材はあくまで目安に過ぎません。アスベストは見た目だけで素人が判断することは難しいため、無理に確認しようとして少しでも壊してしまうと、その瞬間に繊維が飛散し、健康リスクが発生してしまいます。

少しでも疑わしいと感じたら、自分で触ったり壊したりするのは絶対にやめましょう。見た目での自己判断は非常に危険ですので、必ず専門的な知識をもつ調査会社に判断を仰いでください。

まとめ

実家が古い住宅だからといって、必ずアスベストが使われているとは限りません。しかし、過去にはさまざまな建材に使用されていたため、築年数が古い住宅では事前に確認しておくことが重要です。見た目だけでは判断できず、自己判断で建材を壊すことは危険につながる可能性があります。実家の解体やリフォームを予定している場合は、まずアスベスト調査・分析会社へ相談し、専門的な調査を受けたうえで安全に工事を進めましょう。

 

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愛知県のアスベスト調査・分析業者比較表

イメージ
引用元:https://kankyoukougai.jp/description/asbestos/

引用元:http://www.cosmokankyoeisei.co.jp/works/asbestos.html

引用元:https://www.ttc-web.com/services/p775/

引用元:https://asbestos-nagoya.com/

引用元:https://www.chousabunseki.co.jp/
会社名 環境公害センターコスモ環境衛生コンサルタント東海技術センター太平産業アスベスト調査分析
特徴約50年にわたり、分析・測定・調査によって社会問題解決に取り組んでいる。自然環境問題以外にも、社会環境問題などに取り組み、環境リスク低減に貢献。「環境」「製品開発・品質」「土木・建築」の3つの分野のサービスに対応した、東海地域を中心に環境保全や製品品質管理をおこなう中核機関。ISO/IEC17025試験所認定分析室と連携し、スピーディーなアスベスト調査を実現。最新の機器を使用した検体分析だけではなく、JISA1481-1と電子顕微鏡のダブルチェックでアスベストを見逃さない検査を実施。
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