築年数でわかるアスベスト使用の可能性!築20年・30年・40年以上のリスクとは?

公開日:2026/09/15

アスベスト 築年数

アスベストは現在では使用が禁止されていますが、古い建物には使用されている可能性があります。しかし、築年数だけでアスベストの有無を判断できません。そこでこの記事では、築年数ごとのアスベスト使用の可能性や使われやすい場所の見分け方、万が一アスベストが疑われた場合の対処法についてわかりやすく解説します。

築年数でわかるアスベスト使用の可能性

アスベストは耐火性や断熱性に優れている点から、長年にわたり多くの建物で使われてきました。しかし、健康への影響が明らかになった結果、段階的に規制が進み、2006年には原則として使用が禁止されています。したがって、建物の築年数はアスベスト使用の可能性を考えるひとつの目安になります。

ただし、築年数だけで使用の有無を断定できません。ここでは、築年数ごとの特徴について解説します。

築20年前後の住宅

築20年前後の住宅は、2005年から2006年頃に建てられた建物が中心です。築20年前後の住宅はアスベストの規制が最終段階に入っているため、建材によってはアスベストが含まれている可能性があります。

とくに2006年以前に着工された住宅では、規制前の建材が使用されているケースも考えられます。一方で、すべての住宅にアスベストが使われているわけではないため、築20年という理由だけで判断できません。

築30年前後の住宅

築30年前後の住宅は1990年代半ばに建築されたものが多く、築30年前後の住宅には吹付けアスベストの規制が進んでいました。しかし、屋根材や外壁材、床材にはアスベストを含む建材が使われていた可能性があります。

リフォームや売却を予定している場合は、建物の図面や仕様書を確認し、必要に応じて専門業者へ相談すると安心です。

築40年以上の建物

築40年以上の建物は、アスベストが広く使われていた時代に建築されています。吹付け材や断熱材、保温材だけでなく、屋根材や外壁材などにも使用されている可能性が比較的高い年代です。

建物が古くなるほど建材の劣化が進みやすく、改修や解体時にはアスベストが飛散する危険性も高まります。したがって、工事を行う前には必ず事前調査を実施することが重要です。

築年数だけでは判断できない理由

同じ築年数でも、建築会社や使用した建材によってアスベストの有無は異なります。また、過去にリフォームが行われている場合は、新しい建材へ交換されているケースもあります。

正確に確認するには、設計図書や仕様書を確認したうえで、必要に応じて専門業者による調査を受けることが大切です。

アスベストが使われやすい場所と見分け方

アスベストは建物のさまざまな場所に使われているため、どこに使用されている可能性があるのかを知っておくことが大切です。ここでは、アスベストがよく使われている場所と見分け方をご紹介します。

使用されやすい場所

住宅では、屋根材や外壁材、天井材、床材、配管の保温材、断熱材などにアスベストが使用されている場合があります。とくにスレート屋根や窯業系サイディング、吹付け材などは代表的な建材です。

普段の生活で直ちに危険になるのは少ないものの、破損や工事によって繊維が飛散するおそれがあります。

見分ける方法

アスベストは見た目だけで判断が難しい建材です。したがって、設計図書や仕様書を確認し、使用されている建材の商品名や製造時期を調べる方法が一般的です。

ただし、書類だけでは判断できない場合もあるため、確実に確認したい場合は建材を採取して分析する専門調査が必要になります。

リフォーム前は調査が重要

住宅のリフォームや解体工事を行う際は、アスベストの事前調査が法律で義務付けられている場合があります。調査を行わずに工事を進めると、アスベストが飛散し、作業者だけでなく周囲の人にも影響を与える可能性があります。

安全な工事を行うためにも、事前確認を忘れないようにしましょう。

アスベストが疑われる場合の対処法

建物にアスベストが使われている可能性がある場合は、慌てて建材を壊したり撤去したりしてはいけません。正しい手順で対応するのが、安全を守るために欠かせません。

ここでは、アスベストが使われている可能性のある場合の対処法をご紹介します。

自分で撤去しない

アスベストは建材を削ったり割ったりすると、細かい繊維が空気中に飛び散る場合があります。その繊維を吸い込むと健康被害につながる可能性があるため、自分で撤去するのは避けましょう。

DIYでの解体や補修はリスクが高いため、専門知識をもつ業者へ相談することが大切です。

専門業者へ調査を依頼する

まずは専門業者による現地調査を受け、必要に応じて建材の分析を行います。結果として、アスベストが確認された場合は、適切な方法で除去や封じ込めなどの対策が実施されます。

専門業者へ依頼すると、法律に沿った安全な作業が行われるため安心です。

工事前の確認を徹底する

リフォームや解体を予定している場合は、早い段階でアスベスト調査を依頼しておくのが重要です。事前に調査を済ませておけば、工事中のトラブルや追加費用を防ぎやすくなります。

また、近隣への安全対策も適切に行えるため、安心して工事を進められます。

まとめ

アスベストは2006年に原則使用が禁止されましたが、禁止される以前に建築された建物には使用されている可能性があります。とくに築30年から40年以上の建物では注意が必要ですが、築年数だけで判断できません。正確な確認には設計図書の確認や専門業者による調査が欠かせません。リフォームや解体を予定している場合は、自己判断で建材を壊さず、事前調査を行ったうえで適切な方法で対応するのが、安全と健康を守るための大切なポイントです。

 

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愛知県のアスベスト調査・分析業者比較表

イメージ
引用元:https://kankyoukougai.jp/description/asbestos/

引用元:http://www.cosmokankyoeisei.co.jp/works/asbestos.html

引用元:https://www.ttc-web.com/services/p775/

引用元:https://asbestos-nagoya.com/

引用元:https://www.chousabunseki.co.jp/
会社名 環境公害センターコスモ環境衛生コンサルタント東海技術センター太平産業アスベスト調査分析
特徴約50年にわたり、分析・測定・調査によって社会問題解決に取り組んでいる。自然環境問題以外にも、社会環境問題などに取り組み、環境リスク低減に貢献。「環境」「製品開発・品質」「土木・建築」の3つの分野のサービスに対応した、東海地域を中心に環境保全や製品品質管理をおこなう中核機関。ISO/IEC17025試験所認定分析室と連携し、スピーディーなアスベスト調査を実現。最新の機器を使用した検体分析だけではなく、JISA1481-1と電子顕微鏡のダブルチェックでアスベストを見逃さない検査を実施。
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