イズミテック

公開日:2023/12/26 最終更新日:2024/04/08
イズミテック

成分調査・分析において高い信頼を誇るイズミテックの特徴は、半世紀以上にわたる経験で培ってきた信念と技術にあります。環境法令に基づく計量証明事業から始まり、最新かつ特殊な機器を活用した、確かな分析サービスを提供し、地域社会や企業の健康維持に貢献しています。イズミテックの特徴を確認していきましょう。

イズミテックのはじまりと社会貢献への取り組み

イズミテックは、1962年に愛知県豊橋市で設立された、大気中や水中、土壌中のダイオキシン類の特定計量証明事業などを営む会社です。設立当初は、水処理剤の販売を主軸に事業展開していました。

その創業当時、日本は高度経済成長を遂げながらも、深刻な公害問題に直面しており、この状況に応えるべく、1971年には公害技術センターを設立しました。ここで培った分析技術を活かし、大気中、水中、土壌中のダイオキシン類の特定計量証明事業などを手がけ、環境計量証明事業の先駆者としての地位を確立していったのです。

以後、半世紀以上にわたり、イズミテックは、安全で豊かな地域環境の創造に貢献するため、積極的に環境計量証明事業を展開しています。環境法令の啓蒙と、公害から人と環境を守るため、地域と顧客に密着し、確かなデータに基づく環境や品質の改善を提案しています。

さらに、企業の社会的責任を果たすため、イズミテックはダイバーシティー&インクルージョンの経営理念に基づき、社員が成長し、充実した人生を送れるよう努めています。ESG経営にも注力するとともに、技術とモチベーションの向上を促進するために、イズミテックアカデミーを設立させました。

加えて、さらなる社会に対する貢献の一環として、イズミテックは水道水の分析だけでなく、災害時における飲料水の提供を可能にする災害用浄水器の普及にも積極的に取り組んでいます。この災害用浄水器は、国際緊急援助隊を含む国内外で活躍し、その高い性能と信頼性が認められています。

以上のように、イズミテックは調査・分析業のみにとどまらず、社会貢献活動に積極的に取り組み、人と環境と地域に寄り添い続けることを目指している企業です。

イズミテックのラボを見学できる

イズミテックでは、顧客の調査・分析についての疑問を解決し、分析プロセスの透明性を提供するためにラボ見学を受け付けています。どのように検体が分析され、どのような装置が使用されているのか、正確で信頼性の高い測定が行われているかなど、気になる点をクリアにする絶好の機会です。

以下、イズミテックで扱っている主な機器と、ラボ見学の申し込み方法を紹介します。

ICP質量分析装置

ICP質量分析装置は、高感度な金属元素分析に特化した装置です。プラズマをイオン源とし、質量分析部において発生したイオンを検出します。

この装置を用いることで、飲料水、環境水、品質分析などに含まれている金属元素を、低濃度レベルまで測定可能です。水の安全性や、含まれている成分を確認したい場合などに使用するといいでしょう。

高速液体クロマトグラフ 質量分析計

難揮発性や熱不安定である化合物の分析に優れた分析機器として活用されています。農薬や環境ホルモンを検出する環境分析や、食品、製薬関連で使用され、GCMSでは難しい成分もしっかりと分析可能です。

ダイオキシン前処理室

ケミカルハザード対策の特殊クリーンルームにおいて、ダイオキシン類の前処理を実施できる処理室です。厳格なクリーン環境下で確実かつ安全に処理できます。

高分解能ガスクロマトグラフ質量分析計

極微量のダイオキシン類を超高精度で測定・分析するための装置です。その制度は、1兆分の1レベルの濃度まで対応できるため、非常に高い安全性が求められる場合などに使用するのがいいでしょう。

申し込み方法

ラボの見学には、事前に予約が必要です。申し込みフォームには、訪れる方のステータスのほかに希望日時、見学の目的、要望などを入力し送信するだけです。イズミテックのラボでの見学は、分析技術の高さや環境への取り組みを直接確認できる貴重な機会です。ぜひ一度裏側を見学してみましょう。

支払いまでの流れ

イズミテックでは、測定や分析の依頼から結果報告、支払いまで、非常にスムーズです。

相談

まずは自社で発生している問題点や課題をイズミテックと共有し、どのような測定が必要かを確定します。詳細な内容について打合せし、ニーズに最適なプランを検討しましょう。

見積書と納期の提示・発注

打合せが進み、実施する測定内容が固まったら、納期が決定され、見積書が提示されます。見積書に納得できたら、イズミテックに正式に依頼しましょう、実際の測定や分析の作業がスタートします。

回収・サンプリング

測定のための試料の回収やサンプリングが行われます。営業エリア内であれば対応可能で、東三河や遠州では定期便によるサンプル回収も原則可能です。他のエリアでも可能な場合があるので、問い合わせてみてください。

分析・結果報告

試料を分析し、結果報告書が作成されます。

支払い

結果報告書が発送され、測定や分析にかかった代金が請求されます。新規の場合は、入金を依頼されることがあるため、注意しましょう。

まとめ

イズミテックは、厳しい品質管理と最新技術により、地域社会で信頼を築いています。高度経済成長期の深刻な公害問題に応えるべく、成分調査・分析を始めたイズミテックは、独自の分析装置や環境への配慮の姿勢、透明性が高いサービス提供により、クライアントに安心感を提供しています。社会貢献の姿勢を崩さないイズミテックは、その専門性と使命感により、高い評価を得ている企業です。

【FAQ】よくある質問

  • 解体、改修工事を行う際は必ずアスベストの分析が必要なのでしょうか。
  • アスベスト使用の有無を確認する事前調査が必要なようです。
    解体、改修工事の受注者、自主施工者に事前調査(※)が義務付けられているようです。
    ※平成18年9月1日以降に新築工事に着手した建造物、又は改修増築工事に着手した箇所は対象外
  • アスベストはどこにどのようなものが使用されていますか。
  • アスベスト含有建材は、住宅や倉庫では外壁、屋根、軒裏等に成形板として、ビルや公共施設では梁・柱の耐火被覆、機械室等の天井・壁の吸音用等に吹付け材として使用されており、以下に大きく分類されるようです。

    ・鉄骨の耐火被覆材、機械室等の吸音・断熱材、屋根裏側や内壁などの結露防止材としての吹付け材
    ・鉄骨の柱、梁等の耐火被覆成形板
    ・天井等の吸音・断熱及び煙突の断熱としての断熱材
    ・天井・壁・床の下地、化粧用内装材、天井板、外装材、屋根材等の成形板
    ・その他、建材以外でも自動車のブレーキ、高圧電線の絶縁材、各種シーリング材等

  • 定性分析と定量分析の違いは何ですか。
  • 定性分析はアスベスト含有の有無を調べる分析、定量分析はアスベストの含有率を調べる分析になるようです。
  • 定性分析でアスベストが検出されたのですが、定量分析を行う必要はありますか。
  • 定性分析でアスベストが検出された場合、規制値の0.1%を超える可能性が非常に高いようです。アスベスト含有建材として適切に処理するのであれば、必ずしも定量分析を行う必要はないとされているようです。
    ただし、建材、製品を処分する際に処分業者から定量分析を求められるケースもあるようです。
  • アスベストが使用されている場合、どうしたらよいですか?
  • 除去、封じ込め、囲い込み等の措置などが必要になるようです。
  • エアコンを新規に設置するためにダクトの穴を開けるのですが、アスベストの事前調査は必要ですか?
  • 始めに、工事対象となる建築物の着工・建設した日が、2006年(平成18年)9月1日以降であるかを確認するようです。着工・建設した日がそれより前の建築物に関しては、設計図書等で穴を開ける外壁等の材料に、アスベストが含まれているか否かを調査する必要があるようです。

イズミテックの基本情報

会社名株式会社イズミテック
住所〒441-8156 愛知県豊橋市高師町字北新切267番地5
電話番号0532-46-8521(代表)

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イメージ
引用元:https://kankyoukougai.jp/description/asbestos/

引用元:http://www.cosmokankyoeisei.co.jp/works/asbestos.html

引用元:https://www.ttc-web.com/services/p775/

引用元:https://asbestos-nagoya.com/

引用元:https://www.chousabunseki.co.jp/
会社名 環境公害センターコスモ環境衛生コンサルタント東海技術センター太平産業アスベスト調査分析
特徴約50年にわたり、分析・測定・調査によって社会問題解決に取り組んでいます。自然環境問題以外にも、社会環境問題などに取り組み、環境リスク低減に貢献。「環境」「製品開発・品質」「土木・建築」の3つの分野のサービスに対応した、東海地域を中心に環境保全や製品品質管理をおこなう中核機関。ISO/IEC17025試験所認定分析室と連携し、スピーディーなアスベスト調査を実現。最新の機器を使用した検体分析だけではなく、JISA1481-1と電子顕微鏡のダブルチェックでアスベストを見逃さない検査を実施。
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