静環検査センター

公開日:2023/12/27 最終更新日:2024/04/08
静環検査センター

静環検査センターは、昭和59年に環境計量証明事業所・登録衛生検査所として創業しました。長い歴史によって積み重ねてきた経験とデータ、最先端の機器を用いて環境分析、飲料水検査、食品衛生検査、特殊分析、環境アセスメントなど、人に触れるものすべてを分析対象としている企業です。そこで今回は、静環検査センターの特徴を解説します。

高度な分析技術・精度管理をもつ

静環検査センターは、高度な分析技術や精度管理をもつ事業所です。ここでは、静環検査センターの主な分析内容について解析します。

アスベスト

アスベストは、その粉じんを吸入すると肺がんや中皮腫などの健康障害を引き起こす原因となるため、現在は石綿含有製品(石綿および石綿をその重量の 0.1 %を超えて含有するすべてのもの)の製造や使用などが全面的に禁止されています。

静環検査センターでは、このアスベストが建築物や工作物などに使用されているか調査・分析を行っています。この調査は、石綿などがその重量の0.1%を超えて含有しているか否かについて、JIS A 1481の分析方法で行わなければなりません。静環検査センターは、JIS A 1481-1、-2、-3によって分析しています。

不良品解析

工業製品に限らず、食品や医薬品など製品に関する付着混入物、浮遊物、着色などの原因物質の同定調査を行っています。そのほかにも、汚れ、腐食、摩耗やキズなどの製造プロセスにおいての製造設備の不具合や、製造時に起こる環境汚染・負荷物質の測定など、さまざまなケースに発生する原因を究明することが可能です。

元素分析

静環検査センターでは、試料を構成する元素の種類や含有量・組成の分析にも対応しています。有機物は、炭素、酸素、水素、窒素などの元素からなる分子が複雑に組み合わさって構成されている物質です。また、無機物は、鉄鋼、非鉄金属、高合金、鉱物など金属元素を主とした構成成分からなる原材料や製品、構造物となっています。

構造解析

材料分析において、分子構造や結晶構造の解析は必要不可欠です。また、各製品や原材料に関するトラブルの解明にも、詳細な構造解析をすることによって本質的な原因を究明できます。高度な機器による分析で、分子構造や結晶構造に関する詳細な情報を提供することによって顧客のニーズに対応しています。

試料採取および事前調査からの対応も可能

静環検査センターでは、試料採取および事前調査からの対応も可能です。ここでは、試料採取および事前調査について解説します。

事前調査

事前調査は、石綿含有建材であると証明できたものを挙げるだけでなく、各建材について石綿含有の有無を書面調査や現地での目視調査により確認します。それにより、石綿含有の有無が不明であれば分析により判定し、石綿ありとみなすことが必要です。

静環検査センターでは、事前調査や試料採取は、義務付けられている建築物石綿含有建材調査者が対応しています。

分析

分析は、石綿則にもとづく事前調査のアスベスト分析マニュアルにもとづいて分析を実施しています。また、分析調査は、適切に分析調査するために必要な知識や技能を有するものとして、厚生労働大臣が定めたものが行わなければなりません。

静環検査センターでは、石綿分析技術の評価事業により認定されるAランク又はBランクの認定分析技術者や、アスベスト偏光顕微鏡実技研修(建材定性分析エキスパートコース)の修了者が行っています。

静環検査センターの品質保証について

静環検査センターでは、確かな品質を保証して提供しています。ここでは、静環検査センターの品質保証について解説します。

品質方針

静環検査センターでは、顧客に信頼される適正な結果を迅速かつ確実に提供することをモットーとしています。常に顧客の立場で考えて、適正な結果を正しい手続きで提供し、顧客の信頼を確保して維持することを重要視しているので、品質に問題ありません。

とくに、ISO/IEC 17025や特定計量証明事業などの第三者機関として試験検査・測定を行う際は、結果が地域や社会に影響を与えることがあるため、差別や不当に便宜を図ることなく公平に対応しています。

情報セキュリティ基本方針

総合分析コンサルタントとして活動している静環検査センターでは、顧客から預かった機密性の高い情報の取り扱いは、極めて重要な事項と捉えています。そのため、犯罪や自然災害などの脅威から情報の流出を防ぐことは絶対です。

また、すべての従業員に対して、必要な情報セキュリティ教育を実施して周知徹底を図っています。そのほかにも、経営陣を中心として、情報セキュリティ管理体制を整備し、全社的に情報セキュリティ管理を強化しています。

まとめ

静環検査センターは、高度な分析技術や精度管理をもつ事業所です。主な分析内容には、アスベスト、不良品解析、元素分析、構造解析があります。試料採取および事前調査からの対応も可能で、義務付けられている建築物石綿含有建材調査者が試料採取や調査を行います。

また、静環検査センターでは、顧客に信頼される適正な結果を迅速かつ確実に提供することをモットーとしているため、品質に問題ありません。特に、第三者機関として試験検査・測定を行う際は、結果が地域や社会に影響を与えることがあるため、差別や不当な便宜を図ることなく公平に対応しています。

【FAQ】よくある質問

  • 解体、改修工事を行う際は必ずアスベストの分析が必要なのでしょうか。
  • アスベスト使用の有無を確認する事前調査が必要なようです。
    解体、改修工事の受注者、自主施工者に事前調査(※)が義務付けられているようです。
    ※平成18年9月1日以降に新築工事に着手した建造物、又は改修増築工事に着手した箇所は対象外
  • アスベストはどこにどのようなものが使用されていますか。
  • アスベスト含有建材は、住宅や倉庫では外壁、屋根、軒裏等に成形板として、ビルや公共施設では梁・柱の耐火被覆、機械室等の天井・壁の吸音用等に吹付け材として使用されており、以下に大きく分類されるようです。

    ・鉄骨の耐火被覆材、機械室等の吸音・断熱材、屋根裏側や内壁などの結露防止材としての吹付け材
    ・鉄骨の柱、梁等の耐火被覆成形板
    ・天井等の吸音・断熱及び煙突の断熱としての断熱材
    ・天井・壁・床の下地、化粧用内装材、天井板、外装材、屋根材等の成形板
    ・その他、建材以外でも自動車のブレーキ、高圧電線の絶縁材、各種シーリング材等

  • 定性分析と定量分析の違いは何ですか。
  • 定性分析はアスベスト含有の有無を調べる分析、定量分析はアスベストの含有率を調べる分析になるようです。
  • 定性分析でアスベストが検出されたのですが、定量分析を行う必要はありますか。
  • 定性分析でアスベストが検出された場合、規制値の0.1%を超える可能性が非常に高いようです。アスベスト含有建材として適切に処理するのであれば、必ずしも定量分析を行う必要はないとされているようです。
    ただし、建材、製品を処分する際に処分業者から定量分析を求められるケースもあるようです。
  • アスベストが使用されている場合、どうしたらよいですか?
  • 除去、封じ込め、囲い込み等の措置などが必要になるようです。
  • エアコンを新規に設置するためにダクトの穴を開けるのですが、アスベストの事前調査は必要ですか?
  • 始めに、工事対象となる建築物の着工・建設した日が、2006年(平成18年)9月1日以降であるかを確認するようです。着工・建設した日がそれより前の建築物に関しては、設計図書等で穴を開ける外壁等の材料に、アスベストが含まれているか否かを調査する必要があるようです。

静環検査センターの基本情報

会社名株式会社静環検査センター
住所静岡県藤枝市高柳2310番地
電話番号054-634-1000(代)

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イメージ
引用元:https://kankyoukougai.jp/description/asbestos/

引用元:http://www.cosmokankyoeisei.co.jp/works/asbestos.html

引用元:https://www.ttc-web.com/services/p775/

引用元:https://asbestos-nagoya.com/

引用元:https://www.chousabunseki.co.jp/
会社名 環境公害センターコスモ環境衛生コンサルタント東海技術センター太平産業アスベスト調査分析
特徴約50年にわたり、分析・測定・調査によって社会問題解決に取り組んでいます。自然環境問題以外にも、社会環境問題などに取り組み、環境リスク低減に貢献。「環境」「製品開発・品質」「土木・建築」の3つの分野のサービスに対応した、東海地域を中心に環境保全や製品品質管理をおこなう中核機関。ISO/IEC17025試験所認定分析室と連携し、スピーディーなアスベスト調査を実現。最新の機器を使用した検体分析だけではなく、JISA1481-1と電子顕微鏡のダブルチェックでアスベストを見逃さない検査を実施。
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