環境公害センター

公開日:2023/12/20 最終更新日:2024/11/06

環境公害センター

環境公害センター
引用元:https://kankyoukougai.jp/description/asbestos/

約50年にわたり、分析・測定・調査によって社会問題解決に取り組んでいます。

おすすめポイント

ポイント1 多数の有資格スタッフが在籍しており、幅広い対応力と多角的な視点での判断が可能
ポイント2 長年の経験で培ったノウハウにより、高精度な分析やサンプル採取が可能
ポイント3 地域に密着した企業として、ユーザーに寄り添ったコンサルティングを提供

基本情報

有資格者・特定建築物石綿含有建材調査者
・一般建築物石綿含有建材調査者
・石綿分析調査者講習修了者
・石綿分析技術評価事業合格者
・石綿作業主任者
・第1種粉じん関係作業環境測定士
・X線作業主任者
・特定粉じん関係公害防止管理者
・特別管理産業廃棄物管理責任者
分析方法JIS A 1481-1及び5
JIS A 1481-2及び3
設立年1973年
営業時間 平日9:00~17:30
問い合わせ方法電話・メールフォーム
所在地〒463-0808
愛知県名古屋市守山区花咲台二丁目201番地

環境公害センターへのアクセス

アスベストは一時期、建築物に多用されていました。しかし、健康被害を引き起こすことが判明してから、使用が制限されるようになっています。そのため、特定の資格保有者によって、適切に調査することが必要です。

環境公害センターでは、調査や分析を行える資格保有者がいます。また、経験豊富なベテランも多いため、信頼性が高いといえるでしょう。今回は、環境公害センターのアスベスト調査の特徴についてご紹介します。

環境公害センターの特徴①経験豊富な有資格者による事前調査

アスベストの分析では、光学的性質・科学組成・結晶構造・そのほか物理化学特性の種類と、形態の判定を行います。これらを行うため、実体顕微鏡と偏光分散顕微鏡のほか、X線回折装置や電子顕微鏡を使っての調査が可能です。

ただし、これらの調査をするためには鉱物についての専門知識と熟練の経験が必要とされており、資格を持っている人しか実施できません。環境公害センターには、これらの調査をするための経験豊富な有資格者が、多数在籍しています。

とくに、特定建築物石綿含有建材調査者の資格を取得するためには、筆記試験と面接試験を受けなければいけません。さらには実務経験も必要であるため、取得するにはハードルが高い資格ですが、ここでは3名の有資格者が在籍しています。

また、その特定建築物石綿含有建材調査者は経験豊富な熟練者であるため、検査結果の信頼性も高いといえるでしょう。事前調査においては、一般建築物石綿含有建材調査者も14名おり、計17名が対応しています。

事前調査では、建築物解体等の調査から建材や吹付材の確認、そして建築図面なども含めて書面での調査が必要です。さらには、現地での目視を行った上で、調査対象となる箇所の選定作業をしています。

事前調査に必要な資格について

令和5年10月1日着工の工事により、建築物の解体作業等を行う場合は、日本アスベスト調査診断協会の登録者による事前調査を行うことが義務付けられました。なお、それ以前の着工分も、有資格者によって調査をすることが望ましいとされています。

環境公害センターではアスベスト調査の特徴として、経験豊富な建築物石綿含有建材調査者による、書面と現地に赴いての事前調査があることでしょう。

一般建築物石綿含有建材調査者は、14名在籍しています。さらに、ハードルが高いとされている特定建築物石綿含有建材調査者3名にて、事前調査が行われています。

実は厚生労働省ホームページによると、資格登録者は全国で16万1,551人です(令和5年9月末時点)。その登録者のうち17名が、環境公害センターに在籍していることになります。そのため、有資格者による信頼性の高い事前調査を行っているといえるでしょう。

なお、試料採取については、専門スタッフが行っています。自分で行うこともできますが、その際は粉じんが飛散しないように、十分に気をつけて安全に作業することが必要です。

環境公害センターの特徴②各調査者と有資格者による分析調査

環境公害センターの画像
建材調査者によるサンプリングと、有資格者による分析調査を行っていることも特徴のひとつでしょう。環境公害センターでは、石綿分析調査者講習修了者3名と、石綿分析技術評価事業合格者8名が対応しています。

現地において、使用状況を実際に見て確認することで、調査をする箇所についての選定が可能です。国土交通省が定めている公共建築改修工事標準仕様書に基づいて、周辺にアスベストが飛散しないような作業方法を実施しています。

アスベストを除去するための工事は、該当の箇所を囲った上で行うことが必要です。そのため、まずは工事前に、現場状況の調査を実施。次に工事中の飛散状況も調査し、さらには工事後の確認調査と3段階に渡って、アスベスト粉塵濃度の測定を行っています。

また分析を行うのは、ポンプで空気を吸引する方法です。そのあと技術者によって、フィルターに付着したアスベストの繊維の本数を顕微鏡で正確に数えています。

そのほかの調査や分析に係る有資格者が多数在籍していることも、特徴のひとつでしょう。その中には石綿作業主任者21名、第1種粉じん関係作業環境測定士4名、特別管理産業廃棄物管理責任者2名がいます。さらにはX線作業主任者1名、特定粉じん関係公害防止管理者が2名おり、計29名体制で対応しています。

環境公害センターの特徴③サンプリングと併せた分析調査


まずは建材調査者が、事前調査にてサンプリングを採取します。そのあとに、石綿分析調査者講習修了者3名と、石綿分析技術評価事業合格者8名による分析を合わせて実施できるようになっています。

その有資格者によって、サンプリングからアスベストが0.1%(重量比)以上を含有しているか確認するための、定性分析が可能です。その分析には、実態顕微鏡と偏光分散顕微鏡を使用しています。

専用の顕微鏡を使って「JIS A 1481-1(定性)及び5(定量)」と「JIS A 1481-2(定性)及び3(定量)」「JIS A 1481-3及び5(定量)」の分析に、対応できるようになっています。

実は「JIS A 1481-2(定性)」と「JIS A 1481-3及び5(定量)」の分析を行うには、X線回折装置が必要です。この装置は、特定の物質の状態及び物性を調べる手段として研究や調査、生産分野など幅広い分野での分析などに利用されています。

環境公害センターでは、これらの装置が備わっているため、多角的な検証ができることも特徴のひとつです。また、実態顕微鏡と偏光分散顕微鏡のほかにも、電子顕微鏡を保有しています。これらの装置があることにより、信用度の高い調査・分析を行えるのでしょう。

株式会社環境公害センターの特徴④アスベスト分析以外の事業

生物調査

植物や昆虫、鳥類などの生物調査を行います。現場に出て調査を行うのは、生物分類技能検定2級の調査員です。生物分類技能検定とは、生物に関する知識を向上させて、正しい分類ができるようになることを目的とした検定のことです。

これまでに、昆虫や貝の同定、魚類の遡上調査、外来生物調査などの実績があります。

哺乳類のフィールドサイン(生活痕跡)調査

フィールドサイン(生活痕跡)調査は、大型・中型哺乳類を対象とした調査方法です。

哺乳類の生息個体を直接目視で確認することは困難であるため、食痕、糞、足跡などのフィールドサインによって、生息種を推定します。

鳥類のラインセンサス(ルートセンサス)調査

鳥類のラインセンサス(ルートセンサス)調査は、踏査ルートを歩きながら、片側25m両側50m以内の範囲で出現した鳥の種類・個体数・行動などを記録するものです。

両生類、爬虫類の任意採集法

両生類、爬虫類の任意採集法は、両生類や爬虫類の成体・幼体・幼生・卵などの捕獲などをもとに、どのような種類がその範囲内に生息しているのかを確認する方法です。

放射能・放射線分析

食品、農産物、土壌などの安全と安心を確保するために、放射能・放射線分析を行っています。また、空間線量率の測定も行っています。測定に使用する機器は、国のマニュアルに基づいたものです。

振動・騒音測定

振動・騒音測定では、工場や事業場における生産活動や事業活動、建設工事によって発生する騒音、自動車による騒音や振動の測定を行います。

また、防音・防振対策や、騒音・振動予測調査にも対応可能です。

シックハウス・建築物空気環境測定

シックハウス・建築物空気環境測定では、シックハウス測定という新築・リフォーム後の室内空気質測定や、ビル管理法、労働安全衛生法、学校環境衛生基準法などのさまざまな基準をもとにして、不特定多数の人が利用する施設での建築物空気環境測定を行います。

作業環境測定

作業所内や事業所内で働く人の安全と健康を守るために、作業環境測定を行います。作業環境測定は、労働安全衛生法にて定められている、事業者の義務です。

在籍している作業環境測定士が対応に当たり、職場環境の向上をサポートします。この作業環境測定士とは、作業環境中に存在する有害な物質や物理的因子などを測定・分析し、改善していく専門家です。

環境大気・排出ガス測定/悪臭・臭気分析

環境大気・排出ガス測定では、大気汚染を防止するために大気中の有害物質の測定を行います。これは、法令および条例に基づいた、ばい煙測定や有害物質測定です。

また、悪臭・臭気分析では、臭気判定士が工場などで発生するにおいの分析を行います。臭気判定士とは臭気測定業務従事者ともいい、嗅覚測定法を行うための国家資格です。

廃棄物分析

廃棄物分析では、事業場から排出される燃え殻、ばいじん、鉱さい、廃油、汚泥、廃酸、廃アルカリなどの産業廃棄物を処理するにあたり、特別管理産業廃棄物に該当するかどうかの判定分析を行います。

水道水・飲料水・浴槽水等検査・貯水槽清掃

水道水・飲料水・浴槽水等検査・貯水槽清掃では、生活用水の安全性を確保するため、法律に則った水質基準での検査や清掃を行います。

株式会社環境公害センターは、日本水道協会から水道GLP認定水質検査機関として認定されています。

工場排水・環境水・その他水質分析

工場排水・環境水・その他水質分析は、工場や事業場から排出される排水や下水、汚水の水質分析をすることです。

排水や下水、汚水は、水質汚濁防止法・下水道法で規制されています。また、県や市町村によって厳しい規制も定められているという特徴もあります。

ダイオキシン類分析

ダイオキシン類分析では、大気、水質、水底の底質および土壌におけるダイオキシン類の分析を行います。

ダイオキシン類は、主に物が燃焼するときに生成し、環境中に拡散します。分解されにくい性質を持つので、田畑や湖沼、海の底泥などに蓄積してしまうという性質を持ちます。

平成12年にダイオキシン類対策特別措置法が施行されて以来、基準達成のために、排出ガスや排出水について規制がかけられるようになりました。

そのほかにも、焼却廃棄物として発生する灰および廃棄物最終処分場の放流水や地下水についても基準が設けられています。

PCB分析

PCBとはポリ塩化ビフェニルの略称で、人工的に作られた油状の化学物質です。水に溶けにくい・沸点が高い・熱で分解しにくい・不燃性・電気絶縁性が高い・化学的に安定した性質を持つなどの利点から、電気機器やノンカーボン紙などのさまざまな用途で使われてきました。

しかし、脂肪に溶けやすいという性質を持つことから体内に徐々に蓄積し、さまざまな症状を引き起こすことが報告されるようになりました。そのため、現在では製造・輸入が禁止されています。

PCB分析では、トランスやコンデンサなどのPCB廃棄物を処分する前に、それらの含有分析を行います。

事前調査では、​​特定建築物石綿含有建材調査者や一般建築物石綿含有建材調査者が担当します。分析調査は、石綿分析調査者講習修了者や石綿分析技術評価事業合格者が担当します。

そのほかにも、石綿作業主任者、第1種粉じん関係作業環境測定士、X線作業主任者、特定粉じん関係公害防止管理者、特別管理産業廃棄物管理責任者などといった有資格者が在籍しています。

まずは見積もり依頼をしてみよう!

環境公害センターは、アスベストの事前検査・分析ができる企業として、一般社団法人愛知県環境測定分析協会の会員登録をしています。アスベストの調査箇所選定から検討しているのであれば、一度見積もりを依頼してみましょう。

見積もりはホームページから、依頼書と記入例がダウンロードできるようになっています。また、記入後はFAXまたはホームページにアップロードすれば完了です。

事前調査にあたっての価格や分析費用及び納期については、まず見積もり依頼をしてから相談するとよいでしょう。また、役所への届け出または補助金の申請方法についてなど、不明な点があれば相談してみることをおすすめします。

迷った方にはこの会社がおすすめ!

環境公害センター

環境公害センターの画像 引用元:https://kankyoukougai.jp/description/asbestos/

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愛知県のアスベスト調査・分析業者比較表

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会社名 環境公害センターコスモ環境衛生コンサルタント東海技術センター太平産業アスベスト調査分析
特徴約50年にわたり、分析・測定・調査によって社会問題解決に取り組んでいる。自然環境問題以外にも、社会環境問題などに取り組み、環境リスク低減に貢献。「環境」「製品開発・品質」「土木・建築」の3つの分野のサービスに対応した、東海地域を中心に環境保全や製品品質管理をおこなう中核機関。ISO/IEC17025試験所認定分析室と連携し、スピーディーなアスベスト調査を実現。最新の機器を使用した検体分析だけではなく、JISA1481-1と電子顕微鏡のダブルチェックでアスベストを見逃さない検査を実施。
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