コスモ環境衛生コンサルタント
自然環境問題以外にも、社会環境問題などに取り組み、環境リスク低減に貢献。
おすすめポイント
ポイント1 | 6種類のアスベストを分析できる |
ポイント2 | さまざまな分析機器がある |
ポイント3 | アスベスト以外も調査可能 |
基本情報
有資格者 | ・建材製品中の石綿含有率測定クロスチェック事業 Aランク認定 ・空気中の石綿計数分析に関するクロスチェック事業 Aランク認定 |
分析方法 | JIS A 1481-1: :2014 JIS A 1481:2008 JIS K 3850-1 : 2006 |
設立年 | 1999年 |
営業時間 | 記載なし |
問い合わせ方法 | 電話・メール |
所在地 | 〒451-0023 愛知県名古屋市西区城北町3-129-2 |
コスモ環境衛生コンサルタントへのアクセス
コスモ環境衛生コンサルタントは、多種多様な部門における登録調査機関として、正確で適切なコンサルティング業務を行っています。扱っているのは、自然環境問題である水質汚濁や土壌調査、大気汚染・排ガスなどさまざまです。
さらには食品衛生や騒音・振動、労働環境の社会環境的問題など、幅広い分野を扱っています。今回はその中から、作業環境測定や室内環境測定である、アスベスト分析の特徴についてご紹介します。
contents
コスモ環境衛生コンサルタントの特徴①正確かつ適切な検査の実施
コスモ環境衛生コンサルタントでは、アスベストの濃度測定を行うにあたり、プラズマリアクター(低温灰化装置)を導入しています。さらには、新しいJIS規格にも対応しているため、分析の精度だけではなく信頼性向上を図っているといえるでしょう。
アスベストが、建材や吹付け剤に0.1%含有しているかどうかの分析が可能です。また、天然鉱物内においても、アスベストの含有分析の測定も行っています。
日本で主に使われたアスベストはクリソタイル(白石綿・温石綿)、クロシドライト(青石綿)、アモサイト(茶石綿・褐石綿)の3種類といわれています。アスベストには他にもアクチノライト(緑閃石石綿)、アンソフィライト(直閃石石綿)、トレモライト(透閃石石綿)の3種類があります。
これらのアスベストとして定義されている6種類について、認定分析技術者による分析を実施していることも、特徴のひとつとして挙げられるでしょう。コスモ環境衛生コンサルタントでは正確で適切な検査や調査、測定などを行うことで、環境のリスクを低減することを事業の理念として掲げています。
検査に必要な専用機器設備
国際規格を基にした分析方法である「JIS A 1481-1」は、実態顕微鏡と偏光顕微鏡を用いた、アスベスト含有の測定が可能です。ここでは、偏光顕微鏡を導入していることにより、従来の分散染色法によるアスベスト定性分析が行えます。
さらには新JIS法にも対応しており、建材中の含有量測定法にも準拠している方法を実行しているのです。また、食品の異物検査にも行える電子顕微鏡も保有しているなど、環境省によるアスベストモニタリングマニュアルに準拠した分析方法を行っています。
改定された日本工業規格JISK3850-1では、大気中のアスベスト以外の繊維状物質も測定されてしまう可能性のある方法でした。たとえばグラスウールやセラミック繊維、特に間違いやすいとされているのが、ポリエチレンや珪藻土です。
改定後には、そのような繊維状物質を見分けられるようになりました。さらにはアスベストの有無以外にも、種類の特定の検証やより正確な計測が実現可能となっています。
アスベストを分析するにあたり他にも、位相差・分散顕微鏡やX線回折装置、低温灰化装置の機器を備えています。それにより分析の精度と信頼性の向上が図られていることも、特徴的といえるでしょう。
コスモ環境衛生コンサルタントの特徴②サンプリングと前処理方法
建築物の解体作業中や大気中に浮遊しているアスベストの測定について、JIS法が改定されています。その改定された方法にて、アスベストの有無だけではなく、種類も特定できるようになりました。
実は、繊維を呈していると定義されているアスベストは6種あります。日本で主に使われていた3種類は、クリソタイルとクロシドライト、アモサイトです。そしてそのほかにも、アクチノライトやアンソフィライト、トレモライトの3種類があります。
これらのサンプルを分析・測定するために、まずは事前の処理が必要です。デジタル粉塵計で浮遊粉塵量を計測してから、吸入空気量を設定します。
さらに、0.8μmの精密ろ過膜(メンブランフィルター)を使うことにより、99%以上の捕集が可能です。続いて、アセトン蒸着とプラズマリアクターを用いて、低温灰化の作業を行います。
また、無色透明であるアスベストを測定するためには、位相差・分散顕微鏡を使用します。測定する際にはそれぞれアスベストに対応した浸液を滴下してから行いますが、この顕微鏡を使うことにより、400倍の散対物レンズでの計測が可能となるのです。
コスモ環境衛生コンサルタントの特徴③アスベスト含有率の測定方法
分析を行うためには、厚生労働省のホームページに記載されている、アスベスト分析マニュアルによる「JIS A 1481-1」の手順に沿うことが必要です。また、平成26年6月1日より「大気汚染防止法」の改正が施行されました。
これにより解体工事の受注者は、アスベスト使用の有無について、事前調査が必要となりました。さらにはその調査結果を発注者に書面で説明すると共に、解体工事現場にも掲示することを義務付けられています。
また「石綿障害予防規則」の施行により、事前調査としてあらかじめ石綿の使用有無を目視し、設計図書などの調査もしなければいけません。さらに、その結果を記録するとともにアスベスト使用の有無が判明しなかった場合には、分析調査と結果の記録を行います。
分析手順のうち最初に行うことは、試料の受け取りです。これにより「JIS A 1481-1(定性分析)」と「JIS A 1481-3(定量分析)」による分析ができます。
続いて、肉眼での観察を経て実態顕微鏡による予備観察を実行します。そこで繊維が検出された場合とされない場合とでは、分析方法が異なってくるのです。
仮に不検出であっても、偏光顕微鏡を使ったさらなる分析によって、結果を出しています。このように、正確でかつ適切な検査を行うために、高性能の装置や顕微鏡を装備しているのでしょう。
まずはアスベストの調査依頼をしてみよう!
建材中や製品中のアスベスト含有率測定には「JIS A 1481-1(定性分析)」と「JIS A 1481-3(定量分析)」の、ふたつの方法を用います。
「JIS A 1481-1」は、アメリカやイギリスでは定性分析の公定法であり、精度の高い分析法です。また「JIS K 3850-1」は、空気中の繊維状粒子測定方法としての規定です。
これらの規定に基づいて調査・分析するには、特定の資格の保有者が必要となります。コスモ環境衛生コンサルタントには、認定分析技術者や実務経験が豊富な専門スタッフが多く在籍しているため、安心して依頼できるでしょう。
また本社と分析室が2か所あり、そこで検査や分析を行っています。アスベストの調査を検討されているのであれば、まずは電話にてお気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
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引用元:https://kankyoukougai.jp/description/asbestos/
アスベスト調査専門業者のため、公平で精密な調査が魅力!
特定建築物石綿含有建材調査者の有資格者が在籍し、優れた設備により幅広い対応が持ち味です。