秋田建設は、建物解体業の実績と経験を豊富に持っている建設会社です。建物解体業のほかにも、建設管理事業、土木工事事業、産業廃棄物処理およびリサイクル事業までを広く展開しています。また。これらすべてを自社で一括管理しています。
本記事では、そんな秋田建設について詳しく解説をしていきます。
会社概要
昭和52年4月に設立された株式会社秋田建設は、資本金2,000万円、売上高12億円です。
社員は、技術系職員が20名、事務系社員が19名在籍しています。さまざまな資格保有者も多数在籍しており、一級建築施工管理技師が1名、二級建築士が1名、二級建築施工管理技師が2名、解体施工管理技師が2名います。
そのほかにも、石綿作業主任者、各種建設系重機作業者免許取得者、職長教育修了者、その他作業主任者と、幅広いニーズに対応できる体制が整っているのです。
環境方針
秋田建設は、5つの環境方針をかかげています。
1つ目は、環境関連法規制の遵守です。環境関連の法律・規制・条例・協定および当社が同意するその他の要求事項を遵守するとともに、環境汚染防止に努めます。
2つ目は、事業周辺地域に対する環境影響の低減です。地域の人々とともに環境に対する意識の向上を推進し、環境に配慮した事業遂行による環境影響を継続的に改善により低減させます。
3つ目は、省エネルギー活動の推進です。事業活動において、限りあるエネルギーと資源を有効に活用します。
4つ目は、省資源活動の推進です。事業活動に伴う廃棄物の排出量の抑制・分別を高め、リサイクル率の向上による省資源活動を推進する。
5つ目は、意識の向上と環境教育です。環境方針について全社員および協力会社が理解し、行動できるように協議会活動と環境教育を実施します。
アスベスト除去工事
秋田建設では、アスベスト除去工事にも対応しています。現地調査から官公庁への届出まで、アスベスト除去作業に必要な手続きをすべて請け負い、管理もします。
これまで使用されていたウォータージェット工法にかわる新しい工法を開発し、特許を取得しました。都市部の狭い作業スペースにも対応できるようになったことで、大規模から小規模まで、あらゆるアスベスト除去工事に対応が可能です。
特に自信を持っているのが、飛散防止処理技術です。これは、アスベスト除去工事で最も重要な技術でもあります。
ジェットバキューム仕様ハイパーグランダー工法
ジェットバキューム仕様ハイパーグランダー工法(大型集塵装置付き大型グラインダーケレン工法)は、秋田建設が新しく開発し、特許を取得した工法です。
ジェットバキューム仕様ハイパーグランダー工法には、大きく4つの特徴があります。
1つ目は、環境に大きく貢献するという点です。強力大型集塵機の吸引力により、塗膜撤去時の粉塵の発生を抑えることができます。これにより、周辺環境や現場環境、作業者環境の向上に大きく貢献できるようになったのです。
2つ目は、作業時間が短縮できるという点です。従来のサンダー工法は小型集塵機であったため、フィルターの目詰まりが頻繁に起きることから作業時間が制限されていました。しかし、ジェットバキューム仕様ハイパーグランダー工法ではこの悩みを解消することが可能になったのです。
3つ目は、工期短縮・トータルコストダウンです。集塵装置そのものが連続運転可能であるため、大幅な工期短縮やトータルコストダウンにつながります。
4つ目は、施工数量の向上です。1班構成で、40〜50平方メートルの作業が可能になりました。
ジェットバキューム仕様ハイパーグランダー工法のメリット
ジェットバキューム仕様ハイパーグランダー工法は、様々なアスベスト除去工事のデメリットをカバーでき、作業しやすくなるメリットがあります。
・省スペースでの作業が可能
下地調整材まで除去可能なウォータージェット工法は、剥離装置や給水ポンプ車、バキューム車など大型機材が必要になるため、広いスペースの確保が必要です。ジェットバキューム仕様ハイパーグランダー工法であれば、1m×2m×H2mのスペースだけ確保すれば問題ありません。そのため、スペースが確保できれば屋外でも屋内でも作業可能です。
・崩壊する危険性がない
下地調整材まで除去可能なグラインダーケレン工法は、飛散防止や安全確保のために外部剥離養生を施します。しかし、テープなどで簡易的に接着させる養生となるため、強度がなく突風などで崩壊する可能性があります。ジェットバキューム仕様ハイパーグランダー工法では、簡易養生を使用するため養生崩壊の危険性がありません。
・時間短縮になる
アスベストの繊維は非常に細かいため、通常どおり使用すると15分程度で目詰まりを起こしてしまいます。しかし、ジェットバキューム仕様ハイパーグランダー工法では、使用する集塵機が大型のため1日使用していても目詰まりを起こしません。そのため、フィルター交換をする手間が減り、時間を短縮できるのです。
・作業困難が発生しない
上塗り材のみ除去可能な剥離ケレン工法では、剥離剤を添付して除去を行います。塗材の素材によっては剥離剤が浸透しない可能性があるため、除去が難しくなる場合があります。それに比べてジェットバキューム仕様ハイパーグランダー工法では、剥離剤を添付する必要がないため、浸透しないなどのトラブルは発生しません。また、剥離ケレン工法では上塗り材のみ除去可能ですが、ジェットバキューム仕様ハイパーグランダー工法では上塗り材と下地調整剤の同時除去が可能です。
総合建物解体
秋田建設では、総合建物解体業も行っています。豊富な実績と確かな技術により、安心・安全な施工を実施しているのが特徴です。
鉄筋コンクリート造
鉄筋コンクリート造の解体では、地下階・地上階問わずに的確な計画のもとに工事を行います。近隣への配慮も忘れずに、近隣建物に対する完全施工や近隣住民に対する情報公開・説明を実施しています。
また、諸官庁に対する各種届出の義務を遵守し、廃材などの産業廃棄物の完全分別にも努めます。
鉄骨造・木造
鉄骨造・木造の解体においても、近隣住民に対する情報公開・説明を欠かしません。しっかりと作業手順書に準じた作業を実施し、毎日の安全ミーティングの徹底や、安全担当者による安全パトロールも実施しています。
改修工事
小規模から大規模まで、ビル・マンション・オフィス等のあらゆる改修工事に対応します。モットーは、お客様に「事故の無い建物でお引き渡しをする」ということです。
作業スペースや構造物の高さ・使用用途によって使用する重機を選定し、作業性も考慮しています。また、的確な安全サイクルを製作して確実な施工管理を行います。
産業廃棄物の収集・運搬・リサイクル
秋田建設は、産業廃棄物の収集・運搬・リサイクルまで自社で行っています。廃プラスチック・紙・木・繊維・金属・ガラス・コンクリート・陶磁器のくず・がれき等の収集運搬から、選別や破砕、リサイクルまでを一括して対応可能なのです。
リサイクルセンターでの重機選別とベルト選別にて、リサイクルできるものと埋め立て処分するものの選別を行います。日々、リサイクル率を上げられるように努めており、リサイクルできるものは破砕・分離をされて石膏に生まれ変わります。
まとめ
いかがでしたか。秋田建設は、建築物解体業務に関連するすべての作業を自社で行っていることがお分かりいただけたかと思います。また、ジェットバキューム仕様ハイパーグランダー工法(大型集塵装置付き大型グラインダーケレン工法)では特許を取得している活動的な会社でもあります。
近隣や環境にも配慮している点も大きなポイントです。
秋田建設の基本情報
会社名 | 株式会社秋田建設 |
住所 | 愛知県名古屋市北区辻町1-62-3 |
電話番号 | 052-913-5914 |
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引用元:https://kankyoukougai.jp/description/asbestos/
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