藤吉工業

公開日:2023/12/27 最終更新日:2024/04/08
藤吉工業

藤吉工業株式会社は、環境測定と浄化槽システムの分野で卓越した技術とサービスを提供する企業です。同社は、環境保全技術を通じて社会に貢献し、持続可能な未来を目指しています。石綿の分析や検査をおこない、作業員の安全を守る取り組みをしています。この記事で、そんな藤吉工業の魅力に迫ります。

藤吉工業の思い

藤吉工業は、昭和34年の創業以来、水処理技術の開発に注力し、生活系排水処理施設や産業排水処理施設の設計からメンテナンス、水質大気測定分析に至るまで、一貫したサービスを提供しています。代表取締役社長の加藤靖始氏は、お客様のニーズに応え、環境保全に貢献する製品とサービスを提供することに強い意志を持っています。

そして藤吉工業は、総合水処理プラントメーカーとして、下水道や上水道に至るまで幅広い事業分野で先進的な製品技術やサービスを提供しています。これには、小型から大型の合併処理浄化槽、高度処理型合併処理浄化槽、厨房排水処理、食品排水処理、下水道除害施設などが含まれます。

また、医療系排水処理や集落排水処理施設、農業集落排水処理施設、コミュニティプラントなど、多岐にわたる分野でのサービスを展開しています。

アスベスト検査の取り組み

藤吉工業は、環境測定の分野で重要な役割を果たしており、とくにアスベスト検査に注力しています。作業環境測定では、粉じん、有機溶剤、特定化学物質、そして石綿(アスベスト)の検査を行い、労働者の健康と安全を守るための重要な取り組みを行っています。

アスベストは、かつて建築材料などに広く使用されていましたが、その健康へのリスクが明らかになり、現在では使用が厳しく制限されています。アスベストが含まれる材料の取り扱いや解体作業は、粉塵の発生により健康被害を引き起こす可能性があるため、藤吉工業ではこれらのリスクを最小限に抑えるための検査を徹底しています。

藤吉工業は、愛知県内や名古屋市をはじめとする全国各地の環境測定において、各種計量証明業務を提供しています。これは、労働者の健康と安全を守るための重要な取り組みです。

藤吉工業はこれらの測定を、単に「結果を生み出す」というのではなく、「今後の対応を喚起するためのもの」としており、同社の環境測定サービスは、安全で健康的な生活環境の確保に向けた重要なステップとなっています。

さまざまな検査や分析に対応

藤吉工業株式会社は、環境測定の分野で幅広いサービスを提供しています。これらのサービスは、水質分析から大気分析、底質・土壌分析、悪臭や騒音・振動測定に至るまで、多岐にわたります。以下に、藤吉工業の主要な事業内容と特徴を詳しく見ていきましょう。

水処理事業

藤吉工業は、生活排水から産業排水処理、除害施設まで、様々な水処理システムを提供しています。これには、小型から大型の合併処理浄化槽、高度処理型合併処理浄化槽、厨房排水処理、食品排水処理などが含まれます。また、下水道施設やポンプ場施設、医療系排水処理など、特定のニーズに合わせた水処理ソリューションも提供しています。

環境測定事業

藤吉工業は、各種計量証明業務や検査・測定を行っています。これには、排出水水質検査、土壌・底質調査、廃棄物検査、公共水域の水質測定などが含まれます。また、飲料水水質検査や大気排出ガス測定、臭気測定、騒音・振動測定など、多岐にわたる検査と分析に対応しています。

環境調査

藤吉工業は、河川、湖沼、海域、地下水などの環境調査も行っています。これには、河川、湖沼、海域の底質分析や、建築物衛生法定期検査、プール・浴槽水水質検査などが含まれます。

大気排出ガス測定と臭気測定

大気排出ガス測定では、浮遊粒子状物質や硫黄酸化物などの測定を行い、ばいじん量、SOx、NOxなどの排出ガス測定を提供しています。臭気測定では、悪臭物質測定や臭気指数測定を行い、1号規制22物質、2号規制13物質、3号規制4物質の測定を行っています。

騒音・振動測定

道路交通騒音、鉄道騒音、特定建設作業、特定施設を有する工場などの騒音・振動測定も行っています。これには、空気環境測定や貯水槽清掃、建築物空気環境測定、シックハウス原因物質の測定などが含まれます。

藤吉工業は、これらの事業を通じて、環境保全と人々の健康を支える重要な役割を果たしています。最新の技術を駆使し、環境測定の分野でのリーダーとして、持続可能な未来への貢献を目指しています。

まとめ

藤吉工業株式会社は、環境測定と水処理技術の分野で卓越したサービスを提供する企業です。創業以来、水質分析、大気分析、底質・土壌分析、悪臭や騒音・振動測定など、幅広い環境測定に対応しています。

とくに、アスベスト検査に注力し、作業環境の安全を確保する取り組みを行っています。小型から大型の合併処理浄化槽、高度処理型合併処理浄化槽、厨房排水処理など、多様な水処理システムの提供を通じて、環境保全と持続可能な未来への貢献を目指しています。

【FAQ】よくある質問

  • 解体、改修工事を行う際は必ずアスベストの分析が必要なのでしょうか。
  • アスベスト使用の有無を確認する事前調査が必要なようです。
    解体、改修工事の受注者、自主施工者に事前調査(※)が義務付けられているようです。
    ※平成18年9月1日以降に新築工事に着手した建造物、又は改修増築工事に着手した箇所は対象外
  • アスベストはどこにどのようなものが使用されていますか。
  • アスベスト含有建材は、住宅や倉庫では外壁、屋根、軒裏等に成形板として、ビルや公共施設では梁・柱の耐火被覆、機械室等の天井・壁の吸音用等に吹付け材として使用されており、以下に大きく分類されるようです。

    ・鉄骨の耐火被覆材、機械室等の吸音・断熱材、屋根裏側や内壁などの結露防止材としての吹付け材
    ・鉄骨の柱、梁等の耐火被覆成形板
    ・天井等の吸音・断熱及び煙突の断熱としての断熱材
    ・天井・壁・床の下地、化粧用内装材、天井板、外装材、屋根材等の成形板
    ・その他、建材以外でも自動車のブレーキ、高圧電線の絶縁材、各種シーリング材等

  • 定性分析と定量分析の違いは何ですか。
  • 定性分析はアスベスト含有の有無を調べる分析、定量分析はアスベストの含有率を調べる分析になるようです。
  • 定性分析でアスベストが検出されたのですが、定量分析を行う必要はありますか。
  • 定性分析でアスベストが検出された場合、規制値の0.1%を超える可能性が非常に高いようです。アスベスト含有建材として適切に処理するのであれば、必ずしも定量分析を行う必要はないとされているようです。
    ただし、建材、製品を処分する際に処分業者から定量分析を求められるケースもあるようです。
  • アスベストが使用されている場合、どうしたらよいですか?
  • 除去、封じ込め、囲い込み等の措置などが必要になるようです。
  • エアコンを新規に設置するためにダクトの穴を開けるのですが、アスベストの事前調査は必要ですか?
  • 始めに、工事対象となる建築物の着工・建設した日が、2006年(平成18年)9月1日以降であるかを確認するようです。着工・建設した日がそれより前の建築物に関しては、設計図書等で穴を開ける外壁等の材料に、アスベストが含まれているか否かを調査する必要があるようです。

藤吉工業の基本情報

会社名藤吉工業株式会社
住所〒453-0801名古屋市中村区太閤 四丁目2番8号
電話番号052-451-8261
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環境公害センター

環境公害センターの画像 引用元:https://kankyoukougai.jp/description/asbestos/

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引用元:https://kankyoukougai.jp/description/asbestos/

引用元:http://www.cosmokankyoeisei.co.jp/works/asbestos.html

引用元:https://www.ttc-web.com/services/p775/

引用元:https://asbestos-nagoya.com/

引用元:https://www.chousabunseki.co.jp/
会社名 環境公害センターコスモ環境衛生コンサルタント東海技術センター太平産業アスベスト調査分析
特徴約50年にわたり、分析・測定・調査によって社会問題解決に取り組んでいる。自然環境問題以外にも、社会環境問題などに取り組み、環境リスク低減に貢献。「環境」「製品開発・品質」「土木・建築」の3つの分野のサービスに対応した、東海地域を中心に環境保全や製品品質管理をおこなう中核機関。ISO/IEC17025試験所認定分析室と連携し、スピーディーなアスベスト調査を実現。最新の機器を使用した検体分析だけではなく、JISA1481-1と電子顕微鏡のダブルチェックでアスベストを見逃さない検査を実施。
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