東海分析化学研究所は、公的機関の厳格な要件に適合したサービスを提供しています。最先端の技術と、高度な専門知識を結集し、安全で信頼性の高い分析結果を提供しています。また、グローバルな取り組みや、環境活動を続けていることも特徴的です。この記事では、東海分析化学研究所の特徴について詳しく解説しているので参考にしてください。
世界標準の試験所を目指す「独立の試験所」
東海分析化学研究所は、生活環境中における、汚染物質によるリスクを低減するため、検査情報を提供している企業です。世界標準の試験所を目指し、安全を証明する責任を果たしていることが特徴的です。
検査機関の基本となる指針は、先端技術の獲得とその水準向上にあります。将来の経済や生活の変動に備え、革新的かつ安定的な検査技術を保持し、ユーザーとともに安全を提供していく技術集団としての役割が求められます。
一方で、東海分析化学研究所は、ただ単に依頼を受けて検査するだけの会社ではありません。試験所として独立していることを重視し、正確で精密な試験結果を提供することを心がけています。
試験結果には、正確性、精度、公正性、中立性が欠かせません。そのため、研究所は、社員の自立力向上や技術の品質自己監査と改善に注力し、分析機関としての社会的責任を担うため、さまざまな分野で検査事業を展開しています。
東海分析化学研究所は、常に進化し続ける先進的な独立試験所として、安心と信頼の提供を果たす企業です。
東海分析化学研究所の特徴・強み
東海分析化学研究所は、地球環境問題へのグローバルな取り組みも特徴的です。そのひとつとして、北欧のデンマークにおいて風力発電事業を展開し、再生可能エネルギーの推進に貢献しています。愛知県が認定する二酸化炭素排出削減マニフェスト事業にも参加し、地域環境負荷の低減に注力しています。
また、研究所の分析技術における強みは、先端の分析装置による新しい分析技術の展開です。常に分析技術の向上を目指し、最新装置であるSEM-EDX、FT-IR、リアルタイムPCR、X線回折、磁場型GC-MS、LC-MS/MSなどの分析装置を導入しています。
さらに、新たな品質規格認定の取得により、リスクを管理することにも積極的に取り組んでいます。東海分析化学研究所は、グローバルな試験機関を目指しており、とくにアフラトキシン検査において、ISO/IEC 17025規格を取得しており、輸入食品の安全性と品質保証による流通品の安全性工場に貢献している企業だといえるでしょう。
また、先端の遺伝子配列解析装置の導入により、新型コロナ変異株の迅速かつ大量なゲノム情報を解析していることも特徴的です。国の研究機関技術レベルの検査体制を築くとともに、生命科学分野での新たな展開を目指しています。
以上のように、東海分析化学研究所は、高い技術力とその強みを活かした社会への貢献意識が特徴的な企業です。地域と世界の安心・安全を守る貴重な存在として、社会に貢献し続けています。
公的機関の仕様に適合した分析・報告を行う
東海分析化学研究所は、アスベスト分析において、公的機関の仕様に適合した分析・報告が可能な事業所です。2022年4月1日に改正された大気汚染防止法により、施工後の石綿アスベスト工事に新たなルールが適用されました。
その主な変更点として、建物解体時などの石綿事前調査結果報告が義務化されたことが挙げられます。つまり、新しい規定では、解体する建築物に使用されている建材すべてに対し、アスベストが含まれているかそうでないか確認することが求められます。
さらに、アスベストが含まれない建材がどれかを明確に示す調査報告書も必要です。同時に施工業者は、石綿含有有無の事前調査結果の、労働基準監督署への報告が義務づけられました。
以前は、吹付け石綿(レベル1)および石綿含有断熱材・保温材・耐火被覆材(レベル2)が報告の対象でした。しかし、今回の法改正により、石綿含有成形板など(レベル3)も対象となり、レベル3建材の除去などにも作業基準が設けられました。
アスベストは、人体に多大な悪影響をもたらす物質であり、厳格に管理することが求められています。これまでは、重機でまとめて解体し、廃材をいっしょに処分可能でしたが、改正後は市区町村に申請が必要になりました。
届け出をしない場合、3か月以内の懲役または30万円以下の罰金となり、厳罰が課せられることになります。したがって、解体時にアスベストが含まれるのか否か、しっかりと検査・分析することは必須であり、信頼できる検査業者へ依頼しなければなりません。
東海分析化学研究所では、アスベストの含有有無を、偏光顕微鏡やX線回折装置などの分析機器を用いて確認可能です。また、公的機関の要件に合致する、正確かつ信頼性の高い分析・報告を提供しているため、解体業者は安心して依頼できる検査・分析業者のひとつといえるでしょう。
まとめ
東海分析化学研究所は、公的機関仕様への厳格な適合など、安全と信頼性を重視する検査・分析業者です。法律改正により、さらに厳格になったアスベスト調査・分析においては、先端の分析技術を活用し、クライアントに対して正確かつ迅速な結果を提供しています。また、地球環境への取り組みや社会貢献活動など、地域社会にも力を入れている企業です。
【FAQ】よくある質問
- 解体、改修工事を行う際は必ずアスベストの分析が必要なのでしょうか。
- アスベスト使用の有無を確認する事前調査が必要なようです。
解体、改修工事の受注者、自主施工者に事前調査(※)が義務付けられているようです。
※平成18年9月1日以降に新築工事に着手した建造物、又は改修増築工事に着手した箇所は対象外
- アスベストはどこにどのようなものが使用されていますか。
- アスベスト含有建材は、住宅や倉庫では外壁、屋根、軒裏等に成形板として、ビルや公共施設では梁・柱の耐火被覆、機械室等の天井・壁の吸音用等に吹付け材として使用されており、以下に大きく分類されるようです。
・鉄骨の耐火被覆材、機械室等の吸音・断熱材、屋根裏側や内壁などの結露防止材としての吹付け材
・鉄骨の柱、梁等の耐火被覆成形板
・天井等の吸音・断熱及び煙突の断熱としての断熱材
・天井・壁・床の下地、化粧用内装材、天井板、外装材、屋根材等の成形板
・その他、建材以外でも自動車のブレーキ、高圧電線の絶縁材、各種シーリング材等
- 定性分析と定量分析の違いは何ですか。
- 定性分析はアスベスト含有の有無を調べる分析、定量分析はアスベストの含有率を調べる分析になるようです。
- 定性分析でアスベストが検出されたのですが、定量分析を行う必要はありますか。
- 定性分析でアスベストが検出された場合、規制値の0.1%を超える可能性が非常に高いようです。アスベスト含有建材として適切に処理するのであれば、必ずしも定量分析を行う必要はないとされているようです。
ただし、建材、製品を処分する際に処分業者から定量分析を求められるケースもあるようです。
- アスベストが使用されている場合、どうしたらよいですか?
- 除去、封じ込め、囲い込み等の措置などが必要になるようです。
- エアコンを新規に設置するためにダクトの穴を開けるのですが、アスベストの事前調査は必要ですか?
- 始めに、工事対象となる建築物の着工・建設した日が、2006年(平成18年)9月1日以降であるかを確認するようです。着工・建設した日がそれより前の建築物に関しては、設計図書等で穴を開ける外壁等の材料に、アスベストが含まれているか否かを調査する必要があるようです。
東海分析化学研究所の基本情報
会社名 | 株式会社東海分析化学研究所 |
住所 | 本社:〒443-0021 愛知県蒲郡市三谷町竹沢25番地1 |
電話番号 | 0533-65-3571 |
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引用元:https://kankyoukougai.jp/description/asbestos/
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